2023/07/26 掲載内容では対策不十分のため本投稿内容を廃止します…
対象のお客様:エルコンドルパサーを購入されたお客様
問題のパーツ:両足の2パーツ
問題点:①設置台への取付が不十分な場合 ②気温が30度以上の場合 に足首が左側に曲がって徐々に倒れてくる
原因:①正面から見ると「やじろべえ」のような立ち方で左右のバランスが悪い
②商品の左右バランスを取ったつもりだったが、左方向に重心がズレている
③商品破損防止の軟化剤が気温の上昇とともに柔らかくなり、
穴が広がったり、足首が耐え切れずに曲がる
対処方法:①展示台へのビス止め
②最低でも左足首、できれば両足首へ1.5mm真鍮線を通す
このとき穴がガバガバでなければ、真鍮線と穴の接着は必要ない模様
以下、詳しく説明します
準備物
1.5mm真鍮線を10cm以上
1.5mmドリル刃(通常の長さのもので良い、ただしチャックは浅めに保持が必要)
.2.0mmドリル刃
M3×10mm皿ビス(展示台が3mmのアクリル板の場合)
作業手順
1)以下画像の赤線のように1.5mm真鍮線を通す穴をドリルであけます
私が使ったドリル刃は田宮からセット品で売っているものですが、かなり深く穴をあける必要があります
なるべく足の中心に穴を空けるよう、徐々に穴をあけてください
2)穴が開いたら1.5mm真鍮線を通しますが、この時抵抗があれば接着剤は使う必要無いでしょう
また、真鍮線がグラグラするような場合は隙間が埋まるよう、接着剤を使います
真鍮線がシューズに隠れるようにします
3)展示台設置用のビス穴をシューズに空けます
空ける位置は以下の画像位置が良いでしょう 長さは10mmで直径2.0mmです
私が使用したビスはコメリで販売しているM3×10mm皿タッピング(以下画像)ですが、これは厚さ3mmのアクリル板を使っているからであり、もっと厚い板を使っている場合はその厚さ分長さを取ったネジを用意してください
4)展示台にビス止めします
以上で完了です
以下、補足説明画像
正面と後方から見た画像 最低でも赤線の位置までは穴を空けることが望ましい
横から見た画像 真鍮線の穴を空ける角度と展示台設置用のタッピングビスの穴あけ位置を示しています
~ご注意事項~
今回使用したビスはM3×10mmで、以下の画像の通りネジ山の一番低い部分の直径が2.2mmのため2.0mmのドリル刃で穴を空けています
なお、本商品は出力品ではありますが、展示台にビス止めすることは何ら問題ありません
これが以下のような場合に例えば1.5mmの穴を空けてしまうと、ビスを締めた時に広がる圧力が掛かって時間とともにシューズが割れてくる可能性もあり注意が必要です
最後ですが、問題が発覚した経緯は以下の通り、ツイッターにて呟いております