なるべく安く、ピュアオーディオで満足したい

今回オーディオ趣味に戻ってきた時にいろいろと安く満足する方法を考えていました。ピュアなピュアオーディオを目指す場合には参考になるかと思います。

もちろん、機材、ケーブル沼に転落しないことが一番安く済む方法ですが、欲をかくとすぐに転落する危険性を秘めています。今回注意したことを記載します。

 

1)最優先はリスニング環境だと断言します(しょっぱなからハードル高い!)

  • なぜなら、環境が悪いとせっかく買った機材の音が楽しめないからですね。
  • 良い音になればなるほど、部屋の必要レベルも上がってくることにも注意が必要です。例えば、音の厚みが出てきたりするとボーボーに聞こえたりして音が悪い!という判断になってしまったり、粒立ちの良い中高域の音が耳にうるさく聞こえるなどといった評価もあり得ます。
  • よほど変なものを買わない限り機材はある一定レベルの音楽を鳴らしてくれるはずなんですよ。なのに思った音が出ない。これが一番機材沼にハマる原因だと思うんです…。
  • ただし、費用の掛け方、用意できる部屋によっておすすめが変わりますので、以下を選択してご覧ください。

 1-1)どちらかというとBGMっぽく鳴らすだけの方

  • ルームチューニングは不要ですが、選択するスピーカーを吟味してください。
  • 例えば、たとえスピーカー後方に居てもとても気持ち良くゆったりと聞ける、そういったものを探しましょう。指向性の高くないものです。

 1-2)部屋の一角、例えばリビングなど専用部屋ではない時

  • スピーカーに正対して聞くことが多い場合はルームチューニングした方が良いかと。
  • こちらHP参考にしてください。

 1-3)オーディオルームが手に入った勝ち組、ただし沼に真っ逆さまな方

  • こちらHP参考にしてください。準備中…

 

2)試聴CDについて

  • オーディオは試聴が前提です。(私はそう思います。いっぱい痛い目を見た)
  • 試聴CDはお気に入りでよいですが、出来れば歪んだエレキギター、ベースの音階が分かる曲、音が入り混じった背景音(シンフォニー等)の曲、男女声楽曲、ピアノの低音高音が聴ける曲など複数、音がどうでるのか判断できるものが良いです。高音質CDは最初から音がいいのでやめましょう。いろんな音を聴いて判断する必要があります。機材には得意不得意がありますし、どれも85点だけどまぁOK!もあります。妥協しましょう。

 

3)機材の選定順序

 スピーカー

  • まずは音が好みのスピーカーでもっともコストを掛けます。ブックシェルフはリスニング環境が悪い場合で一択(低音処理が大変…我慢)です。リスニングルームが用意できる場合はトールボーイでかつ30Hz(言い過ぎました30Hz台が出ると低域の臨場感でシアワセになれる。ただし相応なルームチューニングの覚悟必要)まで出るもの(コーン数は少ない方が吉。やたら多いものはほとんど音がズレてる)の中から試聴して決めます。
  • なお、できればバイワイヤー型のものは避けます。費用が多くかかりますし、音の面でも不利(沼ります)です。これだけでも選択肢はかなり減りますね。。
  • あと、スピーカーは最近のものはコンピューターシミュレーションによって安くても品質が良いらしく、最新のものを狙うほうが良いかもです。
  • スピーカーも見た目で音の傾向が分かります。テカテカのグロス仕上げは音の響きが違いますよ。

 アンプ

  • スピーカーが決まらないとアンプが決まらず、アンプが弱いと聞いていて音が中央に定位しないとか特に低音が不明瞭で楽しめません。しっかりとスピーカーを鳴らせるものを購入すること。
  • アンプは良いものですと、音に色気、空気感が出てきます。低音が一番わかりやすく、例えばドラムがはずんだり、ベースがはっきりします。

 CDP

  • CDPは最初はおまけぐらいに考えて、将来本気(沼る決心)になったらいいものを買えばよいです。現在では性能が確立されて、変なものは売ってないと思います。

 ケーブル

  • ケーブルは後回しです。ルームチューニング優先をお勧めします。

 

4)機材の選定は慎重に

  • いきなり高額なものは買わない方が良いです。必ず音の好き嫌いで買い替えが発生します。
  • 機材はメーカーごと、もっと言えば国ごとでも音の傾向は変わります。
  • 相性が悪い組合せもあって、おすすめは同じメーカー、シリーズでそろえるのが一番。少なくとも国は合わせるべき?かと。
  • 特にプリとパワーアンプは鬼門です。私も痛い目見ましたが、相性問題が根深いしアクセサリーでは解決できない問題です。必ず試聴しましょう。同じメーカー、シリーズが無難。
  • 機材で付く音の癖というのはメーカーの唯一無二の音で自然な反面、その音が飽きた場合は機器を替える(アクセで矯正難しい)ことになります。逆にケーブルの癖はとってつけたような音になりやすく、変化があって面白いですが耳について不自然が多いです。後々、気になって飽きてきます。
  • ご参考

 

5)アクセサリーの選定

  • ラックですが鬼門です。ガラスも木製も鉄も…。できればMUSICTOOLSの一番安いやつ中古が良いかと。というか、それしか知らない。ないときは、ベニヤではなく目の詰まったものを選びます。
  • ブックシェルフの場合はスピーカースタンドも音質が変わるので鬼門です。考えたくなければトールボーイ型が良いです。コミコミだと値段も変わりませんし…。
  • ケーブルは沼なので試聴が吉です。自分の音の好みに合うショップが見つかって、機材と一式試聴してそろえるのが良いです。なければドノーマルケーブルを繋ぎ、好みのものが見つかって替えてみたときの感動を味わうのも。ほぼ沼りますが…。

なお、機材一式を無事購入して自宅で1曲目を掛けたときあれっと思ったら、特にスピーカーのエージングも疑われますがルームチューニングが必要かもしれないです。ショップはある程度の試聴環境を整えているので、自宅でそのままの音はほぼ出ません。特に音に勢いがないとか広がりがないとか寂しいとか。

重要事項

  • 選定した機材にクセの強いもの、バランス悪いものがあるとき、機材を変えても音が変わらない場合があります。これもショップの経験などが参考になるので、その意味でも相談しながらが良いでしょう。
  • そういった意味でもリスニング環境をニュートラルになるべく近付けて、機材で音の好みを探って、アクセで欠点を補うようなことをなるべく避けられるようにしましょう。機材の味を伸ばす方向にアクセを使うのは良いと思います。

 

6)機材はしっかり設置しましょう

  • ある程度の機材は設置方法も大切で、これも大いに音が変わります。ショップに相談しましょう。
  • 簡単に言うと、設置した状態がそのまま音になって表れる(べたっと置くと音が張り付く、適当に置くと音がビビる)と考えればよく、インシュレーターの材質によっても音が変わります。
  • 特にスピーカー。必ずインシュレーターで浮かせましょう。中低音の出方が全く違いますから。わからなかったらオーディオテクニカの真鍮(楽器で使われている素材)もので。中古でいっぱい売ってます。なお、レビュー記事でスピーカーをべたっと置いて評価しているものはほぼ信用できません…。

 

7)ちょっとした味付けの活用

  • オヤイデのNRF-005Tは良いと思うに記載の通り、気に入った機材で少し不満があれば、このようなことも十分にありだと思います。効果はありますからね。
  • 怪しげなものはここではお勧めしないです…。

 

っと、以上は私の経験なのですが、私は福井のオーディオスペースコアのおすすめが一番合っている人間で、試聴したうえでそれを疑っていないので、まだ沼にハマっていないし、安く済んでいるのかもしれませんね。

貸してもらったり、試聴したり、あるいはショップに使用中の機材を持ち込んでその上で試聴させてもらったり。私もスピーカー(PIEGA P4 XS MKII これ音良かったですよ)をショップに持ち込んでアンプなど試聴させてもらったことあります…

 

最後に、ここでは「なるべく安く」を題材にしていますが、ある程度のものを買わないと幸せになれないと思います。それも機材(CDP,AMP)ではなく、設置する床、ラックなどの土台に当たるもの、出来ればルームチューニングもバランスよくお金を掛けるべきです。くどいですが重要です。